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【京都府立図書館】

〜だる満から歩いて4分〜 岡崎ならではのアート感覚にあふれた空間
だる満の右向かいにある「都めっせ」の向こう隣は、「京都府立図書館」。
国立ではなく、公立の図書館としては最も古く、外観も明治42年建築当時のテラコッタ装飾の洒落た旧館のモチーフを残しつつ、
隣接の国立近代美術館とも美しく調和する現代建築がカッコいい。
中に入ると、まるで美術館のように天井が高くて、贅沢で心地よい空間が広がります。
吹き抜けのフープ階段を下りて、地価の閲覧室へ下りてみましょう。

日常の中にある”非日常的楽しみ”
学生都市、京都らしく、デスクでは学生が真剣に勉強をしていて、静寂の中に集中と緊張の心地よい気が流れています。
「ちょっと興味があることを勉強してみようか…」なんて気になります。
一方、ラウンドテーブルやベンチには、おじさんやおばさん、お姉さんたちが思い思いの静かな時間を過ごしていて、
中には居眠りしているおじいさんも。
この独特の空間では、思いっきりゆっくりと時間が流れていきます。
また、この図書館は岡崎美術ゾーンのあるだけに、美術書が多いのも特徴です。
大きな大きな印象派絵画の本をおばさんがじ〜っと気持ちよさそうに眺めているのをはたで見ていても楽しい(笑)。

僕も今回はほんの数十分、なぜかグラフィックデザインのコーナーにあった”横尾忠則”の日記に笑ってみたり、
”良寛”の筆(全く読めないけど)を眺めて”空”を感じてみたり…。
いやはや、すっかり気分転換になりました。
Date きょうとふりつとしょかん (yahooMAPはこちら)

開館時間:
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火曜日〜土曜日 9:30〜19:00
日曜日 9:30〜17:00

休館日:
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月曜日(祝日の時は翌日)、毎月第4水曜日、祝日

【京都会館】

〜だる満のお向かいは日本の近代建築の代表作です〜  岡崎の伝統や風土とコンクリートの調和
岡崎は、伝統的な街並みの中に、近代建築の新しさが調和する京都でも独特な雰囲気を醸し出している場所です。
僕、佐脇興英(36歳)が生まれてから小学生ぐらいまでずっと京都会館が遊び場でした。
広場で自転車に乗ったり、みんなで”どろじゅん”(ドロボーと巡査)をしたり、暗くなるまでこのコンクリート、鉄、ガラスでできた近代建築の環境の中で遊んだことは、自分の感性に大きく影響を与えました。
今でも人工的で狂いのない正確な直線で構成された建築物には快感を覚えるし、中庭から臨めるようになっている東山の借景の自然美がまた対比的な印象を持って、美しく見えているのだと思います。

1960年、ル・コルビジェに師事した日本の代表的な近代建築家、前川國男の設計。
二条通の正面から北方向を臨むと、メインホールのロビーを介して、平安神宮の庭まで抜けた空間が広がります。
実はこれは、前川氏がコンペ提出の10日前になって、メインホールをロビーの上へ持ち上げるよう設計を変更し、
どたん場でこの特徴的な空間が誕生したらしいです。
ちなみに、当時京都会館の建設工事にたずさわっていた方々が、今でもだる満へ食事に来てくださるのです。
マスターのお友達のような顔をして!(当時の彼らは、相当ヤンチャだったとマスターは言います。
夜も元気で琵琶湖に飛び込みに行ったりしては、だる満の初代おばあさんに叱られていたとか…)

小さいころは、この手すりに乗っかって遊んでいました。
今思うと、かなり危ないですが当時は普通でした。
ほっぺたをコンクリートにあてて、その冷たさが心の底に気持ちよく染みるようだったっけ…。
Data きょうと・かいかん (yahooMAPはこちら)

「京都市の文化の振興及び豊かな市民生活に資する」ことを目的として、昭和35年4月に開館。
音楽、演劇、舞踊等の公演(イベントスケジュールはだる満にも置いています)、講習会、会議等に幅広く利用されています。
第一ホールは、収容定員2000名を超える府内唯一の施設。

【無鄰菴】

〜しっとり静かに京の庭園を楽しみたい方に〜
だる満の前を流れる疎水に沿って、流れのたもとの方へ10分ほど歩くと、南禅寺の手前でカーブする道。
そのカーブしている道沿いの塀の内側は実は素敵な庭園だったりします。
塀を一枚越えただけなのに、外の喧騒とはまったく違った、内に広がる静かな別世界には少し驚かされます。

作庭は有名な七代目小川治兵衛さん(平安神宮や円山公園も作庭した人)ですが、自然の恵みをめでる気持ちよさが庭のデザインから伝わってきます。
いつも見ている東山も、借景としてここから見るとなぜかカッコよく見えます。
無鄰菴は岡崎周辺でも比較的観光客が少なく、一人でまたはカップルでゆっくり過ごすには貴重なスポットです。

プラス300円でお抹茶も楽しめますよ。
Data むりんあん (yahooMAPはこちら)

開館時間 9:00〜16:30
入園料 一人350円

【金戒光明寺(黒谷さん)から真如堂へ】

〜バスで目的地へ行くよりこの寄り道が絶対素敵ですよ〜
紅葉の季節になると、このあたりも名所ぞろい。
よく、「真如堂へはどうやって行ったらいいのですか」と尋ねられます。
真如堂に行かれる時は、普通は使われないこんなコースをオススメしています。
だる満から平安神宮の前をとおり、平安神宮の向こう側に沿って北へ上がってください。それから、丸太町通りの交差点を渡って突き当たりを右へ。門をくぐるとそこは通称「黒谷さん」の名で親しまれている。金戒光明寺です。テレビの時代劇などのロケハン(舞台)によく使われているところなので、好きな方は、「あっ、ここテレビで見たことあるわ」ってなるかも。
そんな、なかなかダイナミックかつ風流な広い境内には、お堂が色々とあって、たまに美しい和讃が聴こえてきます。時折、“せったく”をパキッと叩きながら念仏を唱えるお坊さんが横手のお堂からフッと現れたり、そんな「音の情景」に出会えるのも黒谷さんの特徴です。
さて、階段を上って本堂に向かって左手に沿って奥へ行く小道を歩いてみてください。小さな庵がいくつかあったりします。ぜひゆっくりとよそ見しながら歩いてください。きっと「はっ!」とする美しく流れる時との出会いの瞬間があるハズです。
その小道を抜けたら…あらら、もう真如堂の目の前です。

Data しんにょどう (yahooMAPはこちら)